以前、ブログに『和中だけど中和』のssを書きました。
一応、和希受けサイトなので【NOVEL】へのUPは難しいと思ったのでブログのみの予定でした。
が…
神様はちゃんと見てくれてました(←何を?)
あのssを見て○○さまがイラストを描いて下さったんです。
とても素敵なイラストなんですvv
格好いい中嶋さまに、余裕たっぷりの大人の雰囲気の和くん。
惚れ惚れしてしまいました♪
し・か・も…
あの絵チャに参加した方はお持ち帰りO.K.だなんて素敵なメッセージがあったんです!!
と言う事で、あの絵チャから数ヶ月経ったのにもかかわらずお持ち帰りO.K.のイラストとブログに書いた『和中だけど中和』のssをUPしました。
○○さま、素敵なイラストをどうもありがとうございました。

ブログに載せていたssです。
こちらに移動しましたので、ブログからは削除しましたのでご了承下さい。



【偶にはこんなプレゼントもいいかもね】

「ねえ、今日は英明さんのお誕生日でしょう?」
「ああ。」
嬉しそうに微笑みながら中嶋の後ろから中嶋の肩に顔を近づけそう言った。
その笑みに何か魂胆があると気付いた中嶋は困った顔をしたが、お構いなしに和希は話し続けた。
「プレゼントに何か欲しいものはありませんか?」
「いや、特にはない。」
「本当に?遠慮しないで下さい。」
「遠慮など、貴様にしてどうする。欲しいものなら自分で手に入れる。俺は今までそうして生きてきたからな。」
「ふ〜ん。そうなんだ…」
ちょっと面白くなさそうに和希は言う。
恋人の誕生日に何かお祝いをあげようと思ったのだが、中嶋の欲しがるものが分からずこうなったら直接本人に聞くのが1番だと思った和希だった。
だが、見事に予想とは違う答えに和希は困ってしまった。

が…
ある事を思いついた和希は、
「ねえ、英明さん。お誕生日プレゼントですが、偶には攻めを逆にしてみませんか?」
「…おい…自分が何を言っているのか分かっているのか?」
「もちろんです。英明さんに抱かれたいって言っているんですよ。」
「正気とは思えん発言だな。」
「そうですか?」

和希は渋い顔をしている中嶋に、
「遠藤和希なら抱けますか、中嶋さん?」
ニコッと笑う和希はもう後輩の顔をしていた。
和希は中嶋からいったん離れると、中嶋の前に行きその胸に顔を埋めた。
「中嶋さん、お誕生日おめでとうございます。俺…中嶋さんの事が大好きなんです。俺の事、抱いてくれませんか?」
そう言うと顔を上げ、唇に触れるだけのキスを落とす。
恥じらいながらするその仕草はいつもの和希とは違い、中嶋の中の何かを動かした。
「俺が抱いてもいいのか?」
「はい。ただし、中嶋さんのお誕生日の間だけですよ。後、2時間もありませんが、中嶋さんでしたら余裕ですよね?」
「ああ。よく分かっているな。」
嬉しそうに笑った中嶋は和希を抱き上げるとそっと布団に下ろした。
「フッ…偶には見下ろすのも一興だな…」
そう言った後、貪るようなキスを始めた。






心ゆくまで和希を堪能した中嶋だったが、24時を過ぎた時点でいつものパターンに戻り1日遅れの誕生日祝いだと和希に言われ美味しく食べられた中嶋でした。
                 終わり   2010/1/11